無効のまま放置していたChromeの1Passwordアドオン起動ショートカットを約2年越しに治してみた
MacBook上でWebブラウザを通してログイン操作を行う際に、1Passwordのアドオンは無くてはならないものです。また、機密性をとるか利便性をとるかの2択ですが、二段階認証用のワンタイムトークンを1Password経由で入力される方も多いかと思います。
さて、そんな1Passwordですが、Chromeブラウザを仕事とプライベートでそれぞれセッションを分けて使っている際に、なぜか拡張機能動作のショートカットがプライベートセッション時のみ有効ではありませんでした。多用されている方も多いと思いますが、Shift + Command + Xの組み合わせです。
プライベートセッションが何か破損しているものだと思い、極力アドオンを減らしていましたが変わりなし。やむなく毎回マウスカーソルを合わせてクリックしていましたが、正直煩わしさもあり思い切ってアドオンを一つ一つ精査してみました。結果、原因はショートカットの重複だと判明。
万が一、ショートカットが効かなくなった場合の対処方法と、ショートカットが被っているAddonについてまとめてみました。
ショートカットが効かなくなった時の対処方法
ツールバー上の1Passwordを右クリックして、設定を選びます。
ショートカットから「拡張機能のページで変更」を選択します。
1Passwordの項目を見ると、効かないはずのショートカットが設定されているはずです。
次に、1Password以外の項目でShift + Command + Xが指定されているものを探してみます。今回はPushbulletでした。
1Passwordを優先させるためにPushbullet側を変更しましたが、それでも動作には反映されず。結果、1Passwordアドオンを一度削除した後に入れ直すという手順を取りました。
Shift + Command + Xなショートカットを使っているアドオンたち
結構被ったら面倒だなと思ったのですが、案外被ってなかった。それどころか、意外とショートカット未設定なアドオンが過半数でした。
あとがき
ブラウザにフォーカスがあたってない状態でShift + Command + Xを操作した場合、該当アプリにこのショートカットが設定されていると動作してしまいます。メジャーなアプリではどのあたりが設定されているか確認したい場合は、以下のサイトを見てみましょう。
クラスメソッドに入社して、PCを設定する際に知ったショートカットキーでした。が、プライベートのプロファイルでのみ何故か操作できない状態が約2年程。マウス操作でなんとかなるため放置していましたが、実際に操作できるようになってみるととても快適でした。
もしもChromeでショートカットキーが想定通りに動かない場合は、アドオンを一通り見直してみるとよいかもしれません。